南アフリカ共和国スタディービザ事情(2018年7月時点)

こんにちは~!

 

今回は、南アフリカ共和国のスタディービザを申請する際の手続きについてのまとめをお届けします!ちなみにこの例は日本の大使館で申請し、留学先大学が日本で所属する大学の協定校で、交換留学生として行く場合です。

 

もくじ

  1. 必要な書類
  2. 申請場所・時間
  3. 発給までの時間
  4. かかった費用
  5. 注意事項・アドバイス
  6. わたしがこの記事を書いた理由

 

 

1.必要な書類

 

*すべて英訳での準備が必要です*PDFは受け付けてくれません*

ちなみに、同じ学生ビザを申請するにしても絶対にこの種類の書類を準備しなければならないというわけではなくて、アプリケーションフォームに書いてある項目を満たす書類を準備することが必要です。

 

①ビザ申請のためのアプリケーションフォーム

②パスポート(空白2ページ以上、帰国から30日以上残存期間があることが条件)

イエローカード(入国にイエローカードを必要とする国を経由する場合)

④申請料4,300円と振込手数料216円

⑤留学先大学からのアドミッションレター

⑥両親からの保証の手紙&両親の運転免許証(またはパスポート)コピー

⑦日本の大学の在学証明書

⑧保険加入証明書

⑨健康診断証明書(所定様式あり)

⑩肺レントゲン証明書(所定様式あり)

⑪戸籍謄本英訳(公証・アポスティーユ含む)

⑫(親の銀行口座の)残高証明書

⑬(親の銀行口座の)最近3か月分の取引証明書

⑭犯罪経歴証明書

⑮航空券予約確認書

⑯パスポートサイズの写真2枚

 

説明が必要そうなものだけ説明を加えていきます。

①ビザ申請のためのアプリケーションフォーム

大使館にメール(visa@dirco.gov.za)で問い合わせれば送ってくれます。ちなみにメールは日本語でも英語でも対応してくれます。

 

④申請料4,300円と振込手数料216円

申請書類が全てそろったことを確認してもらったあと、近くの三菱UFJ銀行のATMまで振込をしに行きます。ですので必ずぴったり用意していなくても大丈夫でしょう。

 

⑤留学先大学からのアドミッションレター

わたしは先方からPDFでしかレターが来なかったため、事情を説明したところ無事にビザを発給してもらうことができました。

 

⑥両親からの保証の手紙&両親の運転免許証(またはパスポート)コピー

これは、両親が「自分の子どもの留学においてすべての費用を負担します」といった誓約をするレターです。インターネットでテンプレートを探せば出てくると思います。

その文章に、両親の直筆サインが必要です。わたしは父親からのサインだけだったのでやり直しくらいました。

運転免許証は英訳いりません!コピーで大丈夫です。両親のサインの証明書類のようなものだそうです。なんかしつこいですよね。。パスポートをお持ちであればそちらのほうがよいでしょう。

 

⑪戸籍謄本英訳(公証・アポスティーユ含む)

戸籍謄本の英訳は、自分でやっても(テンプレあります)、業者に委託しても大丈夫です。英訳の後、公証役場に行って公証とアポスティーユをもらうことが必要です。(1万強かかります、、、)

 

⑫(親の銀行口座の)残高証明書、⑬(親の銀行口座の)最近3か月分の取引証明書

銀行にお願いして英語で用意してもらいます。わたしは取引証明書が英語で用意してもらえなかったため、翻訳業者に委託しました。

残高は月10万×自分の滞在期間分を目安に用意するとよいでしょう。わたしは不安だったのでその3倍くらい用意してもらいましたが、、、(笑)

 

南アフリカは失業率がとても高く、国民全体で約30%と言われています。政府は外国からの優秀な労働力の流入を避けたいので、学生ビザで入国してくる人たちには絶対にアルバイトをさせない、そのための十分な資金を証明することが必要なんです。

 

⑭犯罪経歴証明書

自分の住所を置いている都道府県の警察まで行って申請します。指紋認証で犯罪経歴を確認するため、原則本人が行って申請します。都道府県によると思いますが、青森県の場合は受け取りは代理人が行って大丈夫でした。

この申請にもアドミッションレターなどなど書類が必要になるので、事前に警察のホームページで確認するか、電話で確認してみてください!

 

 

2.申請場所・時間

申請は、在日南アフリカ大使館で行いました。

住所 〒102-0083 東京都千代田区麹町1-4 半蔵ん問ファーストビル4階

半蔵門駅から徒歩5分くらいのビルの4階にあります。

領事部は毎週月・水・木曜日の10時から12時30分まで開いているのでその間に申請を行うことができます。

領事部自体は13時まで開いているのですが、申請は12時30分までなので気を付けてください!

 

3.発給までの時間

申請後、発給までは「通常」15営業日(約3週間)かかると言われます。しかし、私も私の知人も2日で発給してもらえました。(これには秘話があるのでもしよろしければ最後まで読んでください(笑)) 2年前に同じ大学へ留学した方も、3日で発給してもらえたそうなので、15日というのは本当に本当に最悪の事態が起こったときの保険なのでしょうか。。。

ちなみに電話は領事部の営業時間関係なくかかってきますが、受け取りは領事部の営業時間内しかできないので気を付けてください!

 

 

4.かかった費用

ざっと4万、、、、(泣)

おおまかな内訳

・申請料4,300円と振込手数料216円

 

・肺レントゲン3,000円

・公証・アポスティーユ11,500円

・取引証明書英訳13,867円

・パスポートサイズの写真600円

・何も知らずに発行してもらった自分の口座の残高証明書と取引証明書1,620円

・犯罪経歴証明書取得のための帰省代4,700円

・大使館への交通費411円×5往復

さらに親に申請してもらった銀行関係の書類申請代保険代航空券代などなども考えると、、、、留学ってお金かかりますね(笑)

 

 

5.注意事項・アドバイス

ここまで長々と書きましたが、南アビザ取得に向けて一番大切なこと、それは!大使館に電話で最新情報を確認することです!!!!これに尽きます。

わたしは自分で情報を調べて申請したのですが、あてにしていた3年前の情報と全く違いました。その時々の南アの国内情勢がビザに反映されてくるので、必ず大使館に確認しましょう!

また、ビザ申請を代わりにしてくれるエージェントを頼るのも一つの手だと思います。私が4度(行き過ぎ)大使館に出向いたうち、2回もエージェントの方に会いました。プロに頼る方が抜け目がないですし、留学前っていろいろ忙しいですよね。私も学期が終わってすぐの出発だったので学期末のテストやレポートを片付けながらのビザ申請、とっても大変でした。多少お金がかかっても、速さ正確さは大事です!!

ちなみに、わたしは4月の下旬から書類を準備し始めて申請したのは7月4日でした。。。

 

 

6.わたしがこの記事を書いた理由

どうしてこんなに親切に(??)記事を書いたか。一言でいうと、わたしが申請したときに情報が少なくて困ったからですね。先程大使館に5度行ったと書きましたが、

1度目(6月中旬):12時38分に到着して申請できない(ただのバカ)

2度目(6月中旬):自分の口座の残高証明書と取引証明書を持っていく(親のものと親からのレターが必要だと言われる)

3度目(7月2日):母親からのレター、免許証のコピーも必要だと言われる(え!?早く言ってよ!?)

4度目(7月4日):申請成功!

5度目(7月9日):受け取り

という感じでした。疲れました。

 

わたしはめんどくさがり屋なので、ただ5回行っただけではこの記事を書くには至らなかったと思います。ではなぜ。。。

それは。。。

 

7月10日出発だったからです!!!!!!

そうです前日にビザを取得したのです。

ほんと―に焦りました。15営業日。

 

この焦りや疲労をブログに昇華しようと思って始めました(笑)

南アフリカに留学する人はそう多くはないと思うのですが、1人でもわたしの記事が助けになれば嬉しいな、そういう気持ちでブログを始め、この記事を書きました。もし誰も参照しなくても、思い出に残しておきたいビザ取得物語でした。

 

読んでくれてありがとうございました!

 

はじめまして!はじめました!

人生で初めてブログというものを始めてみました。

 

南アフリカプレトリアに留学中のさきといいます。

皆様にとって有益な情報を与えられる自己満ブログを目指します!

 

さっそくですが、

次回は、わたしが留学したらブログ書こう!!と思ったきっかけとなった出来事について書けたらなーと思います。

 

短いですが、それではまた。